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ひとときの想い

株式会社幸成社 ひととき 
創業の想い

私には「兄」がいました。兄は4歳で癌が発覚し、3年間の闘病生活を経て7歳でこの世を去りました。そして、その2年後に私はこの世に生を受けました。

私がまだ幼かった頃、母が兄の写真を見ながらいつも泣いていたことを昨日のことのように鮮明に覚えています。また父は亡くなった兄のことを話すことは滅多になかったのですが、兄が亡くなってしばらくは生きる価値を見失っていたと聴いたことがあります。

両親は晩年になっても兄の命日には必ず供養に行っていました。兄が亡くなってから50年以上が経過しても、手を合わせている時の両親の沈痛な表情は今でも忘れられません。母はいつも手を合わせながら「ごめんね」と呟いていました。

大切な人の「死」は本当に悲しいものです。できることなら遭遇したくない体験です。しかし人の命は永遠ではなく、いつか必ず最期を迎えます。

私の両親にとって兄の死は辛く哀しい体験でしたが、きっと兄は「大好きな両親と過ごせた7年間は幸せだったよ」と想ってくれているような気がするのです。もしそうであるならば「7年間一緒にいてくれてありがとう」そう思えるような想い出にできないだろうか、と…。

私の両親と同じように、どんな方にも大切な人との別れを迎えなければならない時が訪れます。そんな時に何か自らの体験を通して役に立てることはないだろうか、そう想えば想うほど「最期のありがとうを伝える舞台を創造したい」という一念で私は葬儀社を立ち上げました。

社名は兄の幸司の「幸」という字、父の成雄の「成」という字を取って株式会社幸成社とさせて戴きました。

私たちは、熱意溢れるおもてなしを通じて、人生のエンディングを意義深い価値あるものへと創造し、命の尊厳と家族の絆をお守りします。

代表取締役社長 木村友彦

代表取締役社長木村友彦

代表取締役社長 木村友彦